ごあいさつ
当社は平成6年3月24日、遺伝子から生命現象の本質を見据えるR&D研究所として設立した東北大学発ベンチャー企業です。
設立以来、染色体検査受託、DNA・RNA、siRNA合成サービス及び遺伝子定量解析受託を柱に力を注いできました。
最近では血液循環腫瘍細胞(CTC)検査、セルフリー腫瘍DNAやメチレーション解析を重点として進め、再生医療ではiPS細胞・ES細胞などの染色体安全性試験のリーディングを目指したサービスの提供を行なっております。
また、有機合成領域のDNA・RNA合成事業ではmRNAの分解を抑える開発を行いRNA保存試薬を製品化しました。クリックケミストリーの合成では合成方法の開発により高効率製造が可能となりました。これまでqPCRの欠点であった「100bp以下のPCRができない」は、Hyper cool テクノロジーの開発によって「70bp以下のqPCRが可能」となりました。
このように、多くの皆様のご支援により開発の成果が少しずつではありますが、見えてきました。
今後とも、皆様のご助言ご支援を心よりお願い申し上げますとともに、当研究所の技術をご活用くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
株式会社日本遺伝子研究所 代表取締役 中川原寛一 研究歴
会社概要
商 号 | 株式会社日本遺伝子研究所/NIHON GENE RESEARCH LABORATORIES Inc., |
住 所 | 〒983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野1-5-28 MAP |
適格請求書発行事業者登録番号 |
T5370001006599 |
名誉研究所長 |
初代名誉研究所長 石田名香雄 |
倫理委員会議長 |
川添良幸 https://pedc.tohoku.org/ |
会社沿革
平成 6年 3月 | R&D会社を設立(東北大学発バイオベンチャー) |
平成 6年 4月 | 仙台市衛生検査所登録(染色体・遺伝子検査) |
平成 7年 4月 | 有機合成を開始(DNA・RNA合成) |
平成11年 8月 | NEDO研究委託費によるFISHプローブの開発 |
平成12年 6月 | ホヤゲノム解読計画 ホヤ染色体解析に参画 |
平成16年 5月 | The U.S. Air Force Research Laboratory とcooperative agreement 締結 |
平成17年 1月 | siRNA合成サービスの開始 |
平成18年 6月 | Biosearch Technologies, Inc.よりBlack Hole Quencher(BHQ)製造販売ライセンスの許諾を受ける |
GE Healthcare Biosciences Corp.よりCyDye標識品製造販売ライセンスの許諾を受ける | |
平成19年 7月 | カーネギーInstitutionよりRNAi用途RNA合成品の製造販売ライセンスの許諾を受ける |
平成20年 6月 | Hoffmann-La Roche Ltd.よりIVD 製品の製造販売ライセンスの許諾を受ける |
平成21年 2月 | ヒト・マウス・ラットiPS細胞の染色体解析サービス開始 |
平成21年 9月 | 毒物劇物輸入業登録(登録番号:城輸第00006号) |
仙台市衛生検査所登録(微生物学的検査を追加) | |
平成22年 9月 | Primer Stabilizer 特許出願 |
Total RNA Stabilizer 特許出願 | |
ssRNA Stabilizer 特許出願 | |
平成23年 4月 | セルフリー腫瘍DNAの解析を開始 |
平成24年 12月 | 血液循環腫瘍細胞(CTC)検査開始 |
業務内容
1) | 製品製造・販売 |
遺伝子研究用試薬の製造・販売 | |
(RNA保存液など東北経済連合会の支援により特許出願済) | |
2) | DNA・RNA合成 |
発光・蛍光・FeなどDNA・RNA合成の製造・販売 | |
クリックケミストリー合成 | |
Hyper cool 合成 | |
3) | 染色体解析 |
先天異常症・白血病などの染色体検査 | |
iPS細胞・ES細胞の染色体安全性試験検査 | |
4) | 遺伝子解析 |
アルコール遺伝子検査 | |
DNA抽出・シークエンス解析・人工遺伝子作製・遺伝子発現定量解析・ジェノタイピング解析など | |
5) | アプリケーション |
LightCycler®、LightCycler®480、MagNaPure抽出装置などの至適化、リアルタイムPCR用デザインなど | |
6) | 血液循環腫瘍細胞(CTC検査) |
セルフリー腫瘍DNAメチレーション解析 | |
数値シミュレーション受託サービス |