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- 2019/11/18
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SARS-CoV-2変異株 陽性コントロールRNA(δ株・γ株)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイクタンパク質の変異N501Y,E484KおよびL452RをターゲットとしたリアルタイムPCRによる変異株スクリーニングアッセイに適応可能な陽性コントロールRNAとなります。
製品情報
製品番号 | 品名 | 濃度 | 容量 | 価格(税込) |
SC2VPC-D | SARS-CoV-2デルタ株陽性コントロールRNA | 1e7 copies/μl | 250μl | ¥33,000- |
SC2VPC-G | SARS-CoV-2ガンマ株陽性コントロールRNA | 1e7 copies/μl | 250μl | ¥33,000- |
◇コントロールRNAはRNA安定化試薬RNA SHIELDER™により安定化されています。
◇価格は消費税込み、ドライアイス料金、送料込みの金額となっております。
◇研究用試薬となります。
保管温度
ー80℃保存
ご注文方法
製品送付先(所属、担当者名)、製品番号、数量、連絡先Tel、FAX、試薬取引業者名等の必要な情報をご明記し、メールもしくはFAXでお申込みください。
製品説明
本製品は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株のスパイクタンパク質の部分配列を有する人工RNA溶液です。配列内にN501Y、E484K、L452Rなどの変異部位を含みます。N501Y、E484KおよびL452RをターゲットとしたリアルタイムPCRによるSARS-CoV-2変異株スクリーニングアッセイの陽性コントロールとして使用できるようにデザインされております。
・本コントロールRNAの配列の由来と含まれる変異部位
陽性コントロールRNA | Pango系統 | GISAID ID | 陽性コントロールRNAに含まれる変異部位 |
SARS-CoV-2デルタ株 | B.1.617.2 | EPI_ISL_1916414 | Spike L452R, T478K, D614G, P681R |
SARS-CoV-2ガンマ株 | P.1 | EPI_ISL_792680 | Spike K417T, E484K, N501Y, D614G, H655Y |
*太字はアッセイがターゲットとしている変異。
・SARS-CoV-2変異株スクリーニングアッセイ(N501Y、E484KおよびL452R)と陽性コントロールRNAの対応
対応する陽性コントロール | |
N501Yアッセイ | SARS-CoV-2 ガンマ株 陽性コントロールRNA |
E484Kアッセイ | SARS-CoV-2 ガンマ株 陽性コントロールRNA |
L452Rアッセイ | SARS-CoV-2 デルタ株 陽性コントロールRNA |
適用例
下記の文献のN501Y、E484KおよびL452RをターゲットとしたリアルタイムPCRスクリーニングアッセイを使用した場合の反応例を示します。
参考文献
Wang, Hannah, et al. “Multiplex SARS-CoV-2 Genotyping PCR for Population-Level Variant Screening and Epidemiologic Surveillance.” medRxiv (2021).
【反応例】
緑色:デルタ株陽性コントロールRNA10000コピー/反応
赤色:ガンマ株陽性コントロールRNA10000コピー/反応
黒色:no temlate control
※参考
上記の文献のアッセイにおける主要な変異体に対する反応性
変異株 | Pango系統 | N501Yアッセイ | E484Kアッセイ | L452Rアッセイ |
アルファ(α)株 | B.1.1.7 | + | ‐ | ‐ |
ベータ(β)株 | B.1.351 | + | + | ‐ |
ガンマ(γ)株 | P.1 | + | + | ‐ |
デルタ(δ)株 | B.1.617.2 | ‐ | ‐ | + |
イプシロン(ε)株 | B.1.427/B.1.429 | ‐ | ‐ | + |
シータ(θ)株 | P.3 | + | + | ‐ |
カッパ(κ)株 | B.1.617.1 | ‐ | * | + |
*E484Q変異は、E484Kアッセイで弱い陽性シグナルとして検出されます。
※弊社では上記の参考文献のプライマー・プローブについてもカスタム合成を承っております。
(配列情報は参考文献のSupplementary Materialに掲載されております。)
お問い合わせ先
陽性コントロールRNAについて
株式会社日本遺伝子研究所 アプリラボ
TEL:022-388-9746 FAX:022-388-9740
E-mail: application@ngrl.co.jp
プライマー・プローブ合成について
株式会社日本遺伝子研究所 合成事業部
TEL: 022-388-9748 FAX:022-388-9740
E-mail:oligo@ngrl.co.jp