オリゴDNA・RNA合成サービス | 新着情報
- 2024/7/12
- <DNA & RNA合成 夏季休業期間中の発送・受付・窓口のお知らせ>
- 2024/5/29
- 『cEt修飾オリゴヌクレオチド』をアップしました
- 2023/10/23
- 【お客様への注意喚起】弊社を装うフィシングメールにご注意ください
- 2023/5/16
- 天然型DNAのエナンチオマー『L型オリゴヌクレオチド』のご紹介
- 2023/3/24
- 『オリゴDNA・RNAオーダーフォーム』リニューアル
- 2023/2/13
- 「蛍光/クエンチャー組み合わせラインナップ」を更新しました
- 2021/4/01
- 【オリゴDNA・RNA合成の価格表変更のお知らせ】
- 2020/6/02
- 「新型コロナウイルス プライマー・プローブ」N2セットのみのセット合成、Mixtureサービスを追加いたします。
- 2020/1/31
- § 新型コロナウイルスPCR法についてのお知らせ
- 2019/11/18
- Hypercool-qMSP PPセットに新ラインナップを追加しました!
FAQ
Q1. | 初めて注文します。どのようにすればよいのでしょうか? |
A1. | 『webオンライン』によるご注文、もしくはE-mail・FAXにて、弊社に直接ご注文ください。 FAXの場合には専用の注文用紙がありますので、そちらへご記入ください。またE-mailにてご注文いただく場合には、左上部「ご注文」にある「e-mail添付用EXCEL」に必要事項をご記入の上ご注文ください。 |
Q2. | OPCとHPLCの違いは? |
A2. | OPCとHPLCの精製の原理は基本的には同様です。OPCはサンプルを通過させ簡便に精製できる専用のカートリッジを用いて精製します。 HPLCはその名の通り高速液体クロマトグラフィーを用いてモニタリングしながら分析化学の専門技術者が確実に分取するため、OPCよりも収率がアップします。また修飾によっては、HPLCによる精製しか出来ないものもあります。 |
Q3. | 水溶液品と乾燥品、どちらを注文するか迷っています。どちらが便利ですか? |
A3. | すぐにご利用になる場合は水溶液品が便利です。通常 100pmole/µLの濃度に調整してお届けしますが、ご希望の濃度に調整することも可能です。また、しばらく使用予定がない場合には乾燥品が安定ですのでお奨めです。 |
Q4. | Salt Free Oligo™ とは何ですか? |
A4. | 従来からのオリゴDNA合成処理に用いるNa+はオリゴDNAの相対する鎖との結合に影響しPCRにおける非特異反応の要因となります。Salt Free Oligo™は、ナトリウムイオン(Na+)をまったく含みませんが、いわゆる脱塩オリゴDNAではありません。 Na+の完全除去は困難ですが、私たちはNa+を使用せず、アンモニウムカチオンを用いた特殊処理方法を開発し、Na+を含まないオリゴDNAを得ることに成功しました。ここで用いられるアンモニウムカチオンは特殊処理の最終工程でアンモニアストリッピング法により除去されます。 こうして完成されたオリゴDNAがSalt Free Oligo™です。 弊社のオリゴDNAは、すべての合成品がSalt Free Oligo™です。 |
Q5. | Mixed Baseの注文方法と価格について教えてください。 |
A5. | Mixed Baseの表記は以下をご参照ください(国際表記)。 なお、Mixed Baseの追加価格はなく、Mix部分を1base(AとgのMixならRで1base)として計算しています。 R=(A,g) M=(A,C) W=(A,T) S=(C,g) Y=(C,T) K=(g,T) H=(A,T,C) B=(g,T,C) D=(g,A,T) V=(A,C,g) N=(A,C,g,T)なお、価格は通常の塩基の場合と同じです。 |
Q6. | 品質チェックについて教えてください。 |
A6 | 弊社では、全合成品について品質チェックを行っています。 各精製グレードの品質基準は、ゲル濾過グレード:85%、OPCグレード:90%、HPLCグレード95%です。 品質基準を通過しなかった合成品は再合成しています。 |
Q7. | オリゴDNAの保存方法は? |
A7. | 水溶液品:100pmole/μL(=100µM)、もしくはご指定の濃度に調整されたものをお送りしています。 すぐに使用される分は2~8℃に冷蔵保存し、残りは小分けに分注して-20~-80℃に冷凍保存してください。 凍結融解を繰り返すことは避けてください。 乾燥品:到着後すぐに使用しない場合は、乾燥状態で-20~-80℃に冷凍保存してください。すぐに使用する場合は、溶解後、上記の水溶液品の保存方法に従い取り扱ってください。 |
Q8. | O.D.とは何ですか? |
A8. | O.D.とはOptical Densityのことです。オリゴDNA全量を1mLで溶解した時の吸光度(A260)の値です。 1 O.D.(A260)=約33μg 便利ツールはこちらから |
Q9. | O.D.値からpmoleの算出方法を教えてください。 |
A9. | pmoleの算出方法はこちら (PDF) |
Q10. | 注文から納品まで、どれくらいの時間がかかりますか? |
A10. | 鎖長・修飾の有無・本数・精製グレードによりますが、通常、非修飾のもの数本(ロングオリゴDNAやHPLC以外)であれば、即日合成、翌日発送しています。ロングオリゴDNAやHPLCグレード非修飾品の場合は、1~2日追加となります。修飾品については、種類によりますが大体1週間程度かかるとお考えください。 |
Q11. | 受付の締め切り時間はあるのですか? |
A11. | 営業日の17時までのご注文分を当日受付、それ以降~翌営業日17時までのご注文分を翌日受付としています。 従って、通常は17時までのご注文品は翌日発送します。(但し、大量注文、HPLC精製品・各種修飾品などは翌々日以降の発送となります。) |
Q12. | どのグレードで注文すれば良いのか分かりません。 |
A12. | 非修飾オリゴDNAの場合は、目的別推奨グレードの表を参照ください。 目的別お奨めグレードはこちらから 修飾品の場合、蛍光色素の一部やS-oligoでHPLC精製しか出来ないものもあります。 |
Q13. | 製品到着日の指定はできますか? |
A13. | 可能です。ご注文の際にご指定ください。通常のオリゴDNAは翌日発送、HPLC精製品・各種修飾品などは翌々日以降の発送です。 原則として到着日は月~金曜日となります。 土日・祝日到着も可能ですのでご希望の場合にはご連絡ください。 また製品の到着は、輸送状況・天候・休業日により変動することがありますので、ご了承ください。 |
Q14. | LightCycler®用プローブを注文時の、合成スケール選択の目安は? |
A14. | 1nmole、3nmole、10nmoleから選択していただけます。 ・1nmole:1,000pmoleを保証。LightCycler®で約250反応可能。 ・3nmole:3,000pmoleを保証。LightCycler®で約750反応可能。 ・10nmole:10,000pmoleを保証。LightCycler®で約2,500反応可能。 (上記の可能な反応数は保証ではありません。あくまでもFITCとLightCycler®Redを各々4pmol/1反応使用する標準的な反応における目安となります。) |
Q15. | TE buffer について教えてください。 |
A15. | TE bufferはTris HClとEDTAから成ります。使用目的によりpHと濃度を使い分けます。蛍光色素は一般にアルカリで安定ですので、蛍光修飾品を溶液納品する場合にはpH8.0に調整されたTE bufferを使用しています。 また、EDTAのキレート作用により溶液中のMg2+を取り除くことで、酵素によるオリゴDNAの分解が抑制されます。 |
Q16. | プレート納品はできますか? |
A16. | 可能です。ご注文時にお申し付けください。 |
Q17. | 分注をお願いしたいのですが。 |
A17. | 承ります。 『長期にわたって同じオリゴDNAを使い続けたい』、『コンタミが心配』などの声を頻繁にいただいています。分注のご要望をいただきましたら、弊社で指定量を分注し納品します。 なお、分注の本数は3本まで無償で承ります。本数が多い場合には、チューブ代、分注料金を請求させていただきます。事前にお問い合わせください。 |
Q18. | チオール修飾オリゴDNAを注文したいのですが、保護基は付いているのでしょうか。それとも外して納品しているのですか。 |
A18. | ご要望に沿ったかたちで納品させていただきます。すぐに使用する場合は脱保護して納品いたしますが、すぐ使用しない場合は保護基をつけての納品をお奨めします。 脱保護方法はこちら (PDF) |
Q19. | 3´DIG tailingは3´DIGと、どのように違うのですか?また、どのような構造になっているのですか? |
A19. | 3´DIGは、1本のオリゴDNAの3´末端にDIGが1つ付いています。3´DIG tailingは1本のオリゴDNAの3´末端に複数個のDIGが付いています。そのため、3´DIG tailingはin situなどの高感度な検出に向いています。しかし3´DIG tailingは、酵素反応によってDIGを反応させるため、末端標識に比べ最終収量が大幅にダウンしますので、大量合成には不向きです。 また3´DIG tailingは、オリゴDNAの3´末端に平均50個のdAが連なる構造をしていて、平均5個のDIGが、連なったdAの間に点在しているような構造をしています。 |