研究支援サービス | 新着情報
- 2024/11/27
- 弊社ドメインサーバー移管に関するお知らせ
- 2024/11/14
- 韓国 臨床統合医学癌学会 第15回秋季国際学術セミナーにおいて講演いたしました
- 2024/7/22
- micro流路CTC検出法を用いて、りんくうメディカルクリニック小村泰雄先生が 第69回日本透析医学会学術集会・総会で研究発表されました。
- 2023/10/23
- 【お客様への注意喚起】弊社を装うフィシングメールにご注意ください
- 2023/10/10
- CTC測定の特許戦略について
- 2023/10/06
- 2023年10月に弊社は新たに国立大学(3校)、私立大学(1校)、国研機関(1施設)との間でCTC測定に関する共同研究契約を締結しました。
- 2022/7/06
- 2022年 ~ CTC測定共同研究契約締結 国立大学(1校)、総合病院(1施設)
糞便DNA抽出 (腸内細菌叢プロジェクト採用プロトコール)
■糞便DNA抽出サービスとは
糞便には腸内細菌や腸から剥離した細胞など、有用な生体情報が含まれ、糞便から抽出したDNAを解析することで、様々な有益な臨床情報を得られることが期待されています。
例えば、腸内細菌はヒト腸内で複雑な微生物生態系(腸内細菌叢)を構築し、ヒトに対し様々な生理作用を有し、ヒトの健康および疾患に大きく関与していると考えられ、次世代シークエンスなどにより腸内細菌叢を解析し、疾患との関連が研究されています。
また、糞便中の剥離細胞を回収し遺伝子解析することで、大腸がんなどの早期検出が期待されています。
本サービスでは、お客様の実験目的に応じた適切な方法により、糞便サンプルからDNAを抽出し、お客様の研究を支援します。
■日本遺伝子研究所で行なっている主な事例
・国内のアカデミアの腸内細菌叢プロジェクトで数多くのDNA抽出実績あり。
・次世代シークエンスやqPCRによる腸内細菌叢の解析に使用可能。
・品質確認として、吸光度測定および電気泳動を実施。
・オプション(別料金)にて、DNA抽出物のカラム精製によるクリーンアップを実施。
■日本遺伝子研究所だからできる特徴
DNA抽出法の選択は、次世代シークエンスやqPCRによる腸内細菌叢の解析結果に影響を及ぼします。
最も大きな影響は、DNA抽出のはじめの段階、つまり細菌の細胞壁を破砕/溶解する段階で生じると考えられており、細胞壁の構造や強度の違いにより、菌種ごとに抽出効率が異なり、特定の細菌群で結果に偏りが生じるものと考えられています。
特に、グラム陽性菌の細胞壁は硬く、一般に市販されている抽出キットでは細胞壁の破壊/溶解が不十分であることが多く、正しい腸内細菌叢解析結果を得ることができないことがあります。
そのため、現在では多様な細菌の細胞壁を効率よく破壊できるビーズ破砕法が一般的に採用されています。
当社では、アカデミアの腸内細菌叢プロジェクトで採用された効率的な破砕機を使用し、菌種間の抽出効率の偏りが少ない標準的なプロトコールにより、 糞便サンプルからDNAを抽出しています。
■価格・納期・提出条件
■お問い合わせ
(株)日本遺伝子研究所 アプリラボ
TEL:022-388-9746 FAX:022-388-9740
E-mail: application@ngrl.co.jp