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2024/11/27
弊社ドメインサーバー移管に関するお知らせ
2024/11/14
韓国 臨床統合医学癌学会 第15回秋季国際学術セミナーにおいて講演いたしました
2014/5/01
MLH1, MSH2,BRAF, CDKN2A遺伝子(リンチ症候群)MLPA法 開始しました。
2014/5/01
MSH6遺伝子(リンチ症候群)MLPA法 開始しました。
2014/5/01
PMS2, PMS2CL遺伝子(リンチ症候群)MLPA法 開始しました。

TERTプロモーター変異アッセイ

TERTプロモーター変異アッセイ

TERTプロモーターはテロメアを伸長させる酵素であるテロメラーゼ(TERT)遺伝子の発現調節において大きな役割を担っていることが知られています。また、多くのがん(脳腫瘍、メラノーマ、甲状腺がん、肝臓がん、膀胱がんなど)はTERTプロモーター領域に高頻度にこの制御領域の点変異が起こることも知られています。さらに変異の結果、本来は結合できないはずのE26 transformation-specific(ETS)という転写因子が結合できる配列が作られ、その結果がん細胞におけるTERTの転写を活性化することも解明されてきました。

TERTプロモーター変異アッセイ
測定機器  BioRad QX200システム
測定方法  droplet digital  PCR(ddPCR)
1)測定項目 C228T変異とC250T変異
2)測定項目 C228A変異とCC242-243TT変異
3)材料: 血漿cfDNA、尿中cfDNA

1)測定項目 C228T変異とC250T変異
95℃10分,95℃30秒,62℃ 1分,45サイクル,98℃5分,12℃ keep.
2)測定項目 C228A変異とCC242-243TT変異
95℃10分,95℃30秒,56℃ 1分,45サイクル,98℃5分,12℃ keep.



TERTプロモーター領域は、GC含量が高いことに加えて繰り返し配列を含むため、プライマーとプローブの配列デザインの検討を重ね、さらにはrainを防ぐためのPCR条件の最適化を図りました。 BioRad QX200システムによりTERTプロモーター変異アッセイを実施しております。(変異率の検出下限域は0.1%)
下記に、弊社にて、膀胱がん患者の尿中からcfDNAを濃縮・回収・抽出し、TERTプロモーター変異アッセイを実施した測定例を紹介します。
東北医科薬科大学 医学部 泌尿器科学講座 佐藤信教授グループとの共同研究
膀胱がん患者尿  TERTプロモーター変異アッセイを実施した測定例


TERTプロモーター領域のC228T変異解析におけるMAF(Mutant allele frequency)



提出条件
◇血漿cfDNAの場合
弊社指定の採血管Cell-Free DNA BCT®(Streck社製)10mlを使用。

採血管保管方法について(Cell-Free DNA BCT®
・採血前の容器→冷蔵保存
・採血直前    →常温に戻す
・採血後の容器→常温保存
採血後すぐに、10回転倒混和し、常温で保存してください。
採血後は常温(15~30℃)で保存、採血後の冷蔵および冷凍保存は禁止となります。

◇尿中cfDNAの場合
弊社指定の尿採取用の保存容器を使用。

尿サンプルは初尿を採取してください。
尿の採取量につきましては、専用保存容器に14mlほど入れてお送りください。

尿サンプルの保管方法:尿採取前の専用保存容器は室温保存。
尿サンプルは採尿後、室温では24時間、凍結保存(-20℃)であれば1か月以上安定して保存可能です。

尿サンプル発送先
株式会社日本遺伝子研究所 アプリラボ
〒983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野1-5-28
TEL:022-388-9747


受付日・時間帯
本測定は事前予約制です。
予約は株式会社日本遺伝子研究所 アプリラボまでご連絡ください。(TEL:022-388-9747)
検体発送は弊社に祝祭日を除く平日の火曜日~金曜日、午前中必着。

お問い合わせ先
株式会社日本遺伝子研究所 アプリラボ
〒983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野1-5-28
TEL:022-388-9747

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